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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/03/28 現在/As of 2022/03/28 |
開講科目名 /Course |
国際関係論研究/STUDIES IN INTERNATIONAL RELATIONS |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
水本 義彦 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 専攻科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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水本 義彦 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本研究は、第二次世界大戦から現在に至るまでのアメリカとヨーロッパ諸国の関係の変遷を、近年出版されたテキストを教材に考察することを目的とする。第二次大戦後、グローバル?パワーとなったアメリカは、ソ連共産主義との対決、いわゆる「冷戦」時代にヨーロッパに政治?経済?軍事?文化?情報の各面で深く関与し、西ヨーロッパ諸国の復興、今日の欧州連合につながる地域統合を推進してきた。しかし、1960年代以降になると、アメリカの相対的なパワーの低下に伴い、フランスなど西ヨーロッパ諸国もアメリカからの「自立」を唱えるようになり、米欧同盟関係にも不和や摩擦が生じるようになる。また冷戦後、ソ連共産主義ブロックの崩壊によって、アメリカの対欧州外交の領域は旧共産圏の東欧諸国に拡大し、アメリカは民主化と市場経済化を積極的に推し進めた。 21世紀に入ると、イラク戦争の事例にみられるように、拡大した欧州連合は、「法の支配」といった「規範」を重視する、アメリカとは異なる国際関係へのアプローチを提示するようにもなっている。 第二次大戦後の米欧関係を事例に、本研究は、戦争、安全保障、同盟、核抑止、経済的相互依存、地域統合、国際レジーム、グローバリゼーション、介入などの国際関係における重要な概念を考察することになる。 ※この科目は、外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「実践的な言語運用能力と国際社会の多様性を理解する態度」及び「語学?文学?文化?外国語教育分野において、適切な問題設定をおこない、必要な先行研究の成果やデータを収集?分析できる能力」、とくに国際関係論分野におけるこれらの能力の向上を目的とする。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業では、下記テキストを順次講読し、議論する。 ①発表担当者は、予めレジュメの作成、印刷を完了し授業に臨むこと。 ②各回の授業では、まず担当者に文献の概要?論点整理、問題提起のプレゼンテーションをしてもらい、その後論点について議論する。 ③中間レポートと学年末レポートの提出が求められるが、レポートの内容(優れている点、改善すべき点など)について受講者にフィードバックする。 ※本授業は、対面形式で行います。ライブ配信型授業は行いません。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎週授業前に課題文献を熟読し、その論点や疑問点を整理し、初めて学ぶ専門用語や概念、事件?人物を調べておくこと(3時間)。授業後には議論の論点を復習?確認すること(1時間)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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