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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 |
開講科目名 /Course |
外国経営史b/FOREIGN BUSINESS HISTORY(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT |
ターム?学期 /Term?Semester |
2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
西牟田 祐二 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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西牟田 祐二 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義では、多国籍企業の歴史的事例研究として西牟田祐二著『語られざるGM社』を読む。フォード社、GM社を擁するアメリカ自動車企業は、現代の国際経営の主要な在り方である多国籍企業Multinational Enterpriseのフロントランナー(先駆者)でもあった。その形成過程は1920年代から1930年代のいわゆる両大戦間期だった。しかし世界経済論や国際経営論の「教科書」では、通常、「多国籍企業は第二次世界大戦後のアメリカの対外投資の代表的な形態」として登場する。したがってフォード社、GM社による多国籍企業のいわば「創世記」は、様々な事情によって「語られなくなった」のである。それはなぜなのか?本講義の担当者(西牟田祐二)が、近年(2020年2月)出版した『語られざるGM社―多国籍企業と戦争の試練ー』(日本経済評論社)ISBN:978-4-8188-2553-6は、それを初めて解明し、余すところなく語ったものである。同時に、「語られなくなった事情」も明らかにした。そこで、本年度の外国経営史bでは、特別に拙著をあえて「教科書」として設定した。同時に、前提として「語られているGM社」についても解説を加える(その重要部分はすでに外国経営史aで扱っている)。ここで「教科書」と言っても、「大学以前の教育課程での教科書」と「大学での教科書」は意味が違う。大学での教育?研究は、いわば現実そのものを対象とする分析?検討が中心的な中身であって、一応設定された「教科書」もそれ自体検討 |
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